【VRChat体験記】VR完全初心者が6日連続でVRChatにログインしてみた感想

PC素人がVRレンタルサービスでVRChatを初体験してみた 

はじめに

VRという言葉も一般的になって久しい今日この頃、VRと聞くとヘッドマウントディスプレイ(HMD)を頭に被り、両手にコントローラーを握っている姿を思い浮かべる人も多いのでしょう。

そして少しでもVRに興味を持って調べてみた方はそういったVR機器とそれを動かす環境を揃えるには「お金」と「PCに関する知識」が必要だということまでご存じかもしれません。

筆者ことてんとうむしもその一人です。

VRに興味はあり、やってみたいと思っているものの、金銭的、知識的なハードルからVR機器の購入に踏み切ることが中々できず、体験できる施設も近くに無いため、VRは未経験のままでした。

この記事は、そんなPC素人の筆者がVRレンタルサービスを使って代表的なソーシャルVRサービスであるVRChatを6日間体験した記録です。

拙筆ではありますが「初心者目線でのVR体験」を出来る限り忠実に伝えていきたいと思いますので、VR or VRレンタルってどんな感じなんだろう、VRChatってどういうところなんだろうという方に読んで頂けると幸いです。

企画について

本企画は、VRレンタル・中古販売、買取サービスを手がけているアストネスさんにより実施されました。

VR未経験者が経験豊富な6人のインストラクターさん(全員がVRChatのヘビーユーザー)のサポートのもと、VR空間上でのコミュニケーションサービスVRChatを1週間無料で体験するという企画です。

今回の企画の詳細ページはこちら

 

VRchatをプレイするため、VR対応のゲーミングノートPCとPC接続型VRのOculus Rift Sを無料でレンタルさせていただきました。

【今回アストネスから貸し出された機器】
・PC:VR対応 GTX1060搭載ゲーミングノートPC(詳細
・VR:Oculus Rift S(詳細

VRレンタルサービスとは

そもそも、皆さんはVRレンタルサービスについてご存じでしょうか?

VRレンタルサービスについて簡単に説明すると、「VR機器を郵送してもらい、一定期間借りることが出来るサービスですが、レンタルできるVR機器には、VRゴーグル単体で本格的なVR体験ができるスタンドアローン型から、PCに繋いで使用するハイエンドなPCVRまで様々な機種が揃っており、1週間で送料込み5000円台からという安価で利用できることから、私の様な「VRに興味はあるけれど金銭的な面でハードルが高いと感じている人」にはうってつけのサービスです。 

【参考リンク】

アストネス公式サイト(VR機器のレンタル・中古品販売・買取サービス)

体験者(筆者)について

体験記に進む前に、まずは筆者の自己紹介をさせていただきます。 
長い前書きは要らないという方は下記の5点だけ覚えた頂ければ結構です。

  • PC知識が殆どない
  • Vtuberファン(オタクというほどではない)
  • 漫画やアニメが好き(オタクというほどではない)
  • きれいな景色が好き(山登りなど)
  • PCの買い換えを機にVR機器を揃えるか検討中

私はいわゆるPC素人というやつです。
プログラミング知識はおろか、「CPUってなに?」「プロセッサってなに?」というレベル、もちろん持っているパソコンも型落ちの安いノートPCで、VRとは無縁なものだと思っていました。

 

追記(2020年3月22日)実は、この企画に参加した後、ゲーミングPCを購入しました!

 

そんな私がVRに触れてみようと思ったきっかけはVtuberです。

元々、ソードアートオンラインや電脳コイルなどのアニメの影響もあり、以前からVRならではの風景を見たりVRのゲームをやることには興味がありました。

そんな中、2018年にバーチャルのじゃロリ狐娘YouTuberおじさんで有名になったねこますさんをきっかけにVtuberを知って以来、輝夜月、にじさんじ、ホロライブ、個人勢と手広く追い始め、自然とVRライブやバーチャルマーケットなどのVRイベントについて知る機会が多くなったことからVRについて触れてみたいという気持ちがさらに強くなりました。

さて、そうすると自然にVR機器について興味を持って調べるのですがPCを用いないスタンドアロン型のHMDで安いものだと2万円ほど(Oculus Go)…

 

【参考リンク】

Oculus Goのレンタルはこちら
Oculus Go 32GBの中古品はこちら

 

思ったよりも安い?とはいえ、興味がある程度で気軽に出せる金額ではありませんし、画質を求めるのであれば5万円以上かかる上にPCもそれなりのものが必要になるためどうしても尻込みしてしまいます。

それでもVRへの興味は無くならず、古くなったPCの買い替えを機にゲーミングPCとVR機器を揃えようかと考えては、買ってみて持て余したらどうしようかと諦めることの繰り返し。

近くにVRの体験設備でもあればまた違ったのでしょうが、そういった施設はなく気づけばズルズルと1年以上悩み続けていました。

そんな折、TwitterでアストネスさんのVRレンタルサービスを知りました。

上記したように、購入するよりはるかに安く、なんとセットアップのサポートもしていただけるとのことです。

【関連記事】

・Oculus セットアップ方法解説:【画像付き】Oculus 設定・セットアップ:Oculus Go・Quest・Rift S

 

つまり、VRを体験するまでにあった「金銭的なハードル」と「知識的なハードル」の両方が一気に下げられたことになります。

これはもうレンタルするしかないと思っていました。

そうしてレンタルを検討していた最中、願ってもない機会が訪れます。
それが今回参加させていただいたアストネスVR無料体験企画です。

PCに疎い私にとって、VR機器、PCのレンタルだけでなく、「経験豊富なインストラクターさん」が、バーチャルマーケットなどのVRイベントも行われる「VRChat」を案内してくれるという文言はとても魅力的で、気づけば企画に応募をしていました。

その結果、運のいいことに企画の参加者として選ばれ、今回の記事を書くに至った訳です。

さて、長々と自分のことばかり書いてしまいましたが、読者の方の中にも私の様にVRに興味はあれどまだ始められていない方にこの記事がVRを始めるきっかけや参考になれば幸いです。

それでは1日目の体験記に続きます!!

VRChat体験1日目

(早速ですが)届きました!!!VR機器!!!

アストネスさんから郵送で届いた段ボールを開封。

こ、これがHMD…!!
届いた旨をアストネスさんに伝えると、早速セットアップのサポートをしてもらえるとのこと。

アストネスの店長さんと、インストラクターのナックラーさんにもサポートを頂き、いざセットアップ!!

まずはOculusのソフトウェア(Oculus App)をダウンロードします。

HMDとPCを接続します(この際、先に接続部分が青いUSB3.0の方から接続し、5秒ほど待った後ディスプレイポートを接続する)。

Oculus Appを立ち上げ、接続確認、ファームウェアのアップデート、コントローラーのペアリングを済ませると、安全に関する注意動画が流れます。

続いてHMDとコントローラーを装着したら、画面の指示に従ってプレイエリア、ガーディアン(プレイエリアの端に近づくと警告として現れる壁)、床の高さの設定を済ませます。

その後はチュートリアルで基本的な操作を学びセットアップ終了!

VRChatを開始するために、Steamの公式サイトからSteamをインストールし、アカウントを登録すればいよいよ準備完了!

【関連記事】

・Oculus セットアップ方法解説:【画像付き】Oculus 設定・セットアップ:Oculus Go・Quest・Rift S

 

そしていよいよVRChatの世界へ!

「ロード画面を抜けると、そこは異世界でした」

まず頭に浮かんだのは、どこかで見たそんな文言。

体は間違いなくビジネスホテル並みに狭い自分の部屋にあるはずなのに、目の前には広く、ファンシーな部屋が広がっていました。

そして自分は木偶人形の様な姿になっていました。

どうやら初期アバターのようです。勝手も分からずテキトーに体を動かすのも早々に、インストラクターのナックラーさんと合流。

緑の服を着た女性のアバターです。

ここでまず驚きました。ナックラーさんは少し高めの声をされた男性の方だと思っていたのですが、女性の姿を通して聴くと、なんとハスキーな女性の声に聞こえてくるのです!

また、HMDから聞こえる音もVR空間内での方向や距離を上手く再現しており、まるで本当に傍に人がいるかのような臨場感で、自分の肌に伝わってくる自室の感触の方に違和感を覚えるのではないかというほどです。

これは人間の脳の錯覚の様なものなのでしょうか?

ここから先の6日間、私はこうした驚きを何度も体験することになります。

 

 

 

閑話休題。

まずはチュートリアルワールドに向かい、ナックラーさんにVRChat(VRC)の基本操作を教えて貰ました。

途中に自分のアバターを変更できる場所があったのですが、ここでも驚きました!

アバターサイズの変化に合わせて自分の目線の高さも変わるのです。

 

小さい頃はこんな目線で世界を見てたなぁと懐かしくなったり、自分の想像がつかない高身長の目線を体感したりと、VRならではのリアルな体験が出来ました。

中には空を飛べるアバターもあるとか…いずれ経験してみたいですね!

そうして一通りの説明を受けていると、ナックラーさんのフレンドと思われる方々がワールドにログインしてきました。

彼らはナックラーさんがVRC初心者(私)を案内していると知ると、面白いアバターやアバター固有のギミックを見せてくれたりと大歓迎をしてもらえました。

正直、コミュニケーションツールであるVRCを始めるのはアシスタントの方がいても緊張が大きかったのですが、こうして温かい雰囲気で迎えてくれたのは本当にありがたかったです。

チュートリアルワールドの最後には集まってくださった方々と記念撮影を行いました。

次に訪れたのは、集まってくださった方々の中の一人が作った、様々なアバターが体験できるアバターワールドです。

美少女からケモっ子、地蔵や鎧騎士、果てはパンジャンドラム(!?)まで色んなアバターが体験でき、とても楽しかったです。

こうした無料で提供いただいているアバターの他にも、製作者から購入するアバター、さらにはそれをカスタムしたアバターもあり、自分の好みや性癖に合うアバターは必ず見つかるのではないでしょうか。

中には自分好みのアバターを作るためにモデリングから勉強する方も多いとか...。

そして最後に訪れたのがガールズ"ボイス"BAR「Castrato」!

そう、”ガールズ”バーではなく、ガールズ”ボイス”バー…店員は全員「男性」なのです!

アバターワールドをひとしきり見終わった後、ナックラーさんが自信が店員を務めるバーに来ないかとお誘いをいただいたため、急遽向かうことになったのですが、ここで受けた衝撃がその日で一番だったのは間違いないでしょう。

まず第一に、店員であるナックラーさんと共に入店したため、他の店員や知り合いの方々に囲まれるのですが、ほとんどの方が見事な女声。

予め店のことを聞いてなければ確実に勘違いしていたでしょう。

第二に、スタッフの方はボイスチェンジャーを使っていないということ。

女声を出すことに興味を持って女声を磨き上げた人、そもそもの地声が女性に近い人、どの方も自前の女声でお話ししてくれるのですが、どの方もとてもクオリティが高かったです。

そして最後、閉店時間である24時を迎えた瞬間一斉に魔法が解けることです。

ありていに言ってしまえば男声に戻るということなのですが、それまで店内の多くを占めていた音が高音から低音に切り替わったことが分かるほどで、正直度肝を抜かれました。

こうして色々とインパクトが強く、楽しい体験をさせていただいた1日でしたが、そんな中でも特に実感として思ったことがあります。

VRChatは「どんなものにでもなれる場所」で「自分の嗜好を思いっきり外に出せる場所」だということです。

これまでもVtuberなどから聞いたことのある言葉でしたが、こうして大勢の人が自分のなりたい自分になって、楽しそうに会話したり、触れ合ったりしているのを見ると、この言葉がより実感として感じられました。

自らが美少女になり、美少女と戯れたいという願いも、VRChatでは数多くの賛同者を見つけることが出来ます。

そうした懐の深さもまた、VRChatの魅力だと感じつつ企画1日目の体験を終了しました。

インストラクターさんからのコメント

なっくらーさん
VR空間、特にこのVRChatにおける最初の一歩って、人によって大きく違ってくると思うんです。最初からガッチリ下調べする人、勢いで突き抜けていく人など…その中で今回は水先案内人としての役割をさせていただきありがとうございました。その後のVRならではの様々な"異空間"を楽しまれた様子で、また会える日を楽しみに待っています。

VRChat体験2日目

さて、アストネス VRChat無料体験企画 2日目!!

アシスタントはKarasuma_Kuroさんでした。

クロさんは「ボクセルアート」という、立体感のあるドット絵作品を作っている方です!

アバターもボクセル仕様でファンシーな見た目だったのですが、私のアバターが小さかったせいで巨大な着ぐるみの様な威圧感があったのはここだけの話…

 

そして2日目の最初に案内していただいたワールドですが、私の登山という趣味を聞いて崖登りのワールドの案内を提案してくださいました!

ゲートを潜り、まず目に入ったのはそびえ立つ岸壁!!

上を見上げても到底頂上が見えないほどの高さです。

崖登りと聞いて頭に浮かんだイメージを易々と上回ってくるスケール感…流石VRですね!

壁に近づき、両手を上げると両手にピックが現れました。どうやらこれを使って崖を登っていくようです。そして待望のクライミング開始!

私は登山をしていたこともあってリアルで10m程の崖を梯子を使って登る経験などもしているのですが、VRで崖を10m登った時の高所感は想像以上に現実的でした。

とはいえそこはVRなので命の危険が無いという安心感は大きく、サクサクと20mくらいまで登ることが出来ました!

しかし順調だったのはここまで。

ピックを引っ掛ける判定が難しい箇所があり、私はそこで滑落

体は勿論部屋にあるので落下特有の浮遊感は無かったのですが、視覚だけとはいえ実際に落下しているかのような感覚に襲われました

人によってはこの感覚で気持ち悪くなったりするそうです。

【参考】

VR酔い:VRを使用していて乗り物酔いのように気分が悪くなること。
特にVR初心者はなりやすく個人差がある。市販の酔い止め薬を飲むことで軽減されることも多い。

 

一方、この感覚が癖になる人々もいるようで、私はどちらかというと後者の人間で、これ以降の体験期間中は隙を見つけては高いところから飛び降りていました笑

こうした予想外の楽しみを発見できるのもVRChatの良さですね!

さて、気を取り直して今度は50m近くまで登りました。

風でも吹いていれば脚が竦んでしまいそうな高さです。

先ほどは「VRなら断崖絶壁でもサクサク登れる」というようなことを言いましたが、反り返った箇所では上を見上げる首が若干苦しく、上に上にと上げ続ける腕も徐々に疲れてきます。

50mではまだまだ余裕でしたが、これが200m、300mと無限に高く登っていくと考えると恐ろしいですね。

ちなみにリアルでは900mの崖を登った人もいるそうですが、このワールドではさらにその遥か先、なんと月まで登ることができるそうです!

今回の時間では到底時間が足りなかったので50m付近で飛び降りて再び地上へ。

距離が離れると声が遠くなるというVRCの特性上、落下してしまうと同行者との意思の疎通が取れなくなってしまうので、いつか自分の機材でVRCデビューした際には一人で黙々と月まで登ってみるのも楽しそうだと思いました!

次に案内していただいたのは所謂「占いの館」

壁に囲まれた小さな部屋なのですが、机にはタロットカード、壁にはただならぬ風貌のアバターが載っている看板といかにもな内装です。

しかし通常と違う点が二つ。

なんと天井が無く、上を見上げると満天の星空!

さらにここでジャンプをすると通常のワールドよりも何倍も高く飛ぶことが出来ます。

そう、宇宙空間なのです!

ジャンプの高さが変わるだけでずいぶんと質感が増すものだと感心しました!

壁の看板はここで占いを行っている方の広告で、その日は会うことが出来ませんでしたが、ここを拠点に実際のお仕事を行なっている本業占い師の方もいるそうです!

コミケのようなイベントバーチャルマーケットが開催されていたりと、 地理的な制約を無視して経済活動が行えることもVRの利点だと改めて感じました。

そして最後は2日目の締めとして、Karasuma_Kuroさんにタロット占いをしてもらいました!

占い結果は…秘密にしておきます。笑


2日目筆者の都合上短めの時間ではありましたが、とても楽しい時間を過ごせました!

【参考リンク】

・VRレンタルはこちら
・VR中古購入はこちら


インストラクターさんからのコメント

Karasuma-Kuroさん
短期間での刹那的で衝撃的な体験もあれば、長時間かけてゆっくりと楽しむ日常生活のような体験まで、VRの空間にも様々な空間・体験・コミュニケーションがあります。
てんとさんに限らず、多くの方々に自分に合ったそれぞれの楽しみを見つけていただけると幸いです。みんなで楽しみましょ?

VRChat体験3日目

アストネスVRChat無料体験企画レポート3日目!!

アシスタントはラックさん(@Name_is_Luck_)

初心者向けのVR記事を書いたり、VRにログインしたまま72時間を過ごすという中々に狂っt…もとい斬新な実験に挑戦していたりと、精力的に活動されている方です。

VRに慣れるのに手いっぱいだった1日目、筆者の都合で短めだった2日目と違い、今回は多くのワールドを体験することができました!

まず最初に訪れたのは、九龍城をモチーフにしている中華風のワールドで、Vケットの会場にもなっていた場所です。

Vケットの期間は既に終わっていますが、リアルと違ってお店を撤収させる必要がない為、現在も残っている店舗で試供品を試す事ができます。

ワールドに入るとそこは路地裏。

外へと踏み出すと、そこには映画「カンフーハッスル」や「イップマン」で見たような光景が広がっています。

これまでのワールドは一目で全てを見渡せる広さであることが多かったのですが、ここはVケットの会場だっただけあって非常に広大で入り組んでいます。

街頭に並ぶお店も中までしっかりと作り込まれており、展示されている髪飾りやお面を自由に試すことが出来ます。

更にはVRChat内でRPを行う団体がレトロで退廃的な世界観に厚みを与えており、ワールドのそこかしこに貼られている広告や、飛行船から流れてくるアナウンスを聞くのも楽しみの一つです。

映画のような風情を楽しめるだけでも魅力的なワールドですが、セブンイレブンの出店があったり、ドアを開けようとしたら壁ごと外れるお店や、目立たない通路下っていくと抜けるとポツンと寂れた社が立っている場所があったりと遊び心も溢れており、1日2日では到底楽しみ切れないワールドでした。


その次に訪れたのは、いかにもVRといった雰囲気のワールドでした!

夕焼け小焼けのBGMが流れる中、空のテクスチャは剥がれ、街を歩く人間は真っ黒な塊に、そこかしこから0と1の文字列が噴出していたりと、まるで崩壊寸前のゲーム世界に残った最後のプレイヤーであるかのような気分を味わえるワールドです。

更にはこのワールドにはとある面白いギミックが仕掛けられているので、この記事を見て気になった方は是非自分の目で見ていただきたいです!

また、VRならではの現実離れしたワールドも案内して頂けました! 東方シリーズの「月の都」をモチーフとしているワールドで、光の粒子が舞う中華風の都をサイバーな都市が入り混じり、遠景には青く輝く地球という、なんとも素晴らしい景色でした! 個人的なお気に入りです笑

そして次に訪れたのは、とてもユーモラスなワールドでした。

ワールドに入ると見渡す限りのトウモロコシ畑。

最初は特に変わった要素も見当たらないので農道をひたすら歩いてゆくと、一見の農家が見えます。

中を探索すると、とあるカードキーが手に入ります。

そして更に道を進むと、次に見つかるのはシェルター。

どうやらカードキーはこのシェルターに入るためのものだったようです。

シェルターに入ると怪しげな部屋があり、そこにはスイッチとモニター、ハザードマーク…

あっ…(察し)。

まあここまで来ると大半の人が察すると思うのですが、スイッチはミサイルの発射スイッチでした!

こういうスイッチ、押してみたいと思ったことが一度くらいはあるんじゃないでしょうか?

私はあります。

というわけで一も二もなくスイッチオン!!

ゴゴゴゴゴゴゴと、振動が伝わってくることは無いので発射を確認しに外でると、まさにミサイルが地面から現れる最中でした。まさかのシェルター横からです!

VRはロケットの炎に焼かれる心配もないので、どうせならと横で発射の様子を見守りましょう。

打ち上げられたミサイルは大きく弧を描き、見えないほどの遥か遠方に着弾。

一拍置いて閃光が走り、巨大なキノコ雲が上がります。

現実では決してできない、ミサイルを撃ち込む快感…しかしこのワールドはこれで終わりではありません!

爆発の際に、遠く離れた位置にあるシェルターまでも熱波の様なエフェクトが届くのですが、その際に周囲にあるトウモロコシ畑からあるものが一斉に吹き上がります。

そう、「ポップコーン」です。

このワールドのテーマとは、「ミサイルを撃ち込んで、その熱でポップコーンを作る」というものだったのです!

こういうふうにネタに振り切ったワールドがあるかと思いきや、先ほど紹介したような幻想的なワールドもある…VRChatのワールドは本当にバリエーション豊かです。

このように見所盛りだくさんなVRChatですが、3日目でなによりも印象的だったのは、出会った人達です!

人から貰った帽子一つをきっかけに数々の変形ギミック、ビームなどのエフェクトを自作してアバターに仕込む方や、アバターと自分をフルボディトラッキングでよりシンクロさせるために現実でアバターに合わせた肉体改造を行った方など、どの方も並々ならぬ熱量をVRChatに向けていました。

72時間VRChatチャレンジを行なっているラックさんもそうですが、それだけの熱量を向けるに足る魅力がこの世界には溢れていること、体験の期間だけではそのたった一部にしか触れる事ができないことを実感し、VR機器購入への意欲が一層高まった3日目でした。

【参考リンク】

・VRレンタルはこちら
・VR中古購入はこちら

 

インストラクターさんからのコメント

ラックさん
体験企画、楽しんで頂けたのであれば幸いです。
6日間ではまだまだこの世界を楽しめたとは言い難いです。現実世界がそうであるように、仮想現実世界も拡充し、常に変わり続けています、楽しい事を全て追いかける事ができない位には。
またお会いした時には更に楽しんで頂ける事を準備してお待ちしております。

VRChat体験4日目

4日目も様々なワールドを案内していただきました!

この日も、アーチェリーを楽しめるワールド、ひたすら伸び続ける草を刈るワールド、日本の上空を飛び回りながら夜景を楽しむワールド、幻想的な光の観覧車があるワールド、ロケット花火を打ち合って遊ぶワールド、謎解きのワールドなどを案内して頂きました!

夜景や観覧車のワールドの綺麗さに感動したりだとか、ゲームワールド体験型の脱出ゲームとVRの相性の良さに驚いたりと充実の一日でした。

いやほんとに相性がいいんですよ。脱出ゲームとの!

体感型の脱出ゲームというのはリアルにもあるのですが、VRではさらに没入感やギミックの質を高めることが出来ます!

脱出ゲームの企画をやっている企業が本格的に参入すればどうなるのだろうとワクワクしますね!

とはいえ、その日の内で最も印象的な出来事は「悪役ロールプレイ(RP)特化型団体「悪役結社ヴァリアール」(@VRHeel)との出会い 」でしたので、4日目は主にこれに焦点を当ててゆきたいと思います!

アシスタントのクロウリーさん(@crowley_youtube)に案内され、とあるワールドに入りました。

どうやら何かのイベント会場の様です。

「悪役結社ヴァリアール」と書かれた看板に目を向けていると、いかにも悪の組織の親玉といった風態の方がどこからともなく現れました。

彼こそが「悪役結社ヴァリアール」が頭目、「エーデル大首領」です。

ここが「ヴァリアール」の創立一周年記念フェス「ヴァリフェス」が行われた会場だということを教えてくれました。

悪役結社…意外に親切!!(失礼)

クロウリーさんもこの組織の一員で、VRChat特有のRP文化の紹介としてこのワールドを紹介してくれるとのことです!

VRChatには自らのアバターに設定をつけてその通りに振る舞うというRPの文化があり、「悪役結社ヴァリアール」はその名の通り、「悪役」としてのRPをする人が集まったRP団体なのだそうです。

説明もそこそこに会場へと進むと、まず目に入るのはヴァリアールメンバーのジオラマ!

一見人間のアバターから不定形の化け物まで外見はそれぞれですが、全員が何かに立ち向かうような迫力ある構図がとても格好良いです!

そこから順路を進んでゆくと、メンバーや武器の模型が飾られています。説明文もついており、アニメ「オーバーロード」などが好きな方であればグッとくることでしょう。

さらに凄いことに、普通の博物館などと違い模型を実際に持って動かすことができます!

次はヴァリアールのこれまでの活動記録をまとめた展示、ほかのRP団体との戦いであったり「エーデル大首領VSメカエーデル」という映画の嘘予告であったり、メンバーのアイドル化企画のPVであったり、どれも非常にクオリティが高い…!

ヴァリアールのYouTubeチャンネルでも見られるので、気になった方は是非見てほしいです。

他にもお土産売り場やジオラマを自作できるコーナーなどもあり、まさに「博物館」といった様子でした!

そしてエントランスに戻ってくると、今度は最初のジオラマの後ろに出ます。

ここで気づいたのですが、メンバーの正面には「メカエーデル」がそびえたっていました。

そう、「エーデル大首領VSメカエーデル」のワンシーンを再現するようになっていたのです!

順路を回ったからこそ内容の分かる仕掛けに感心しながら出口に向かうのですが、最後に一つ、とあるギミックが隠されています。

ネタバレとなるためその内容は伏せますが、最後まで回った人は「おのれヴァリアール!」と口にしてしまうことでしょう!

「なりたいものになれる」というVRCの良さを最大限に体現しているRP団体。

その活動は本当に楽しそうで、いつの日か私もそこに交じってみたいと思った4日目でした!

インストラクターさんからのコメント

かかしのクロウリーさん
僕にとってVRChatは、「最高にクリエイティブになれる舞台」です。
それを伝えられたかはいまいち自信がありませんが、また会いに来てくれた時の為に、もっと面白いものを準備しておくことはできます。ですから、楽しみにしててください。そして、また会いましょうね。

VRChat体験5日目

3日目に行った月の都に浮かぶ光の粒や、4日目の光の観覧車、他にはアバターの変身エフェクトや花火のエフェクトなどに使われている光の粒子「パーティクル」。

5日目は主に「パーティクル」を有効活用したワールドをメインに案内していただきました。

アシスタントは早雲さん(@souunn_VRC)

ケモを愛するご友人の方々も一緒です。

まずは「パーティクルライブ」と呼ばれるVRを駆使したライブ映像が見られるワールドです!

地上から遥か上空に設置されたステージに、楽器だけが設置されているのですが、いざ曲がスタートすると、目の前から、左右から、足元からと縦横無尽に現れる様々な演出効果!!

(ちなみに曲は昔大好きだったボカロ曲「The 9th」で、宇宙をモチーフにした演出と相まって一人で大興奮してました)

通常のライブでは演出効果はステージの画面上だけであることが多く、観客席にまで及ぶ演出はせいぜいがライトアップや炎といったところなのですが、VRのライブではロケットが飛び、衛星が横切り、光線が飛び回りと、視覚的な楽しみが多いです。

私はVtuberが好きでよく見ているのですが、VtuberのライブももっとVR技術を生かしたものが増えてほしいと個人的には思いますね。

続いて入ったのは周囲の物どころか自分自身も含めて全てがモノクロに変わったワールド!

モノクロの状態でも素敵な風景なのですが、とあるギミックをクリアするとこの世界に色が戻るという仕掛けが隠されており、一斉に色づいてゆく世界はとても幻想的で美しかったです!

他にも、早雲さんのご友人のワールドにご招待いただきました。

そこは所謂「シューティングレンジ」でした。

しかし通常と違うのは、打ち出すのは弾丸でなく、パーティクルです。

光弾、光線、果ては炎状のものまで、武器ごとに様々なパーティクルが打ち出されるのですが、なんとこのパーティクルには当たり判定があり、シューティングレンジに設置されているターゲットを撃つことが出来ます!

設定次第でサバイバルゲームの様な事も出来るらしく、パーティクルの汎用性の高さに驚かされました。

パーティクルワールド以外にもにもいくつかのワールドを回りました!

一つは巨大な食パンが置かれた机の上のようなワールド!

上に乗ると柔らかく沈み込む食パンや、縁に乗って回転させるとあらぬ方向に飛んでいくコースター、見た目以上に軽いバターナイフなど、物理法則が現実と乖離した面白いワールドでした!

Murderと呼ばれるゲームも行いました!

一人だけ紛れているマーダーを見つけて殺すゲームだと聞いて、人狼ゲームを連想したのですが、VRで実際に体を動かしながらなると、人狼というよりはバトルロワイアルのような感じでした笑

マーダーに襲われる緊張感がリアルでとても楽しかったので、ぜひまたやってみたいです!

最後に行ったワールドも独創的でした!

何もない土地にVR上のカメラを通して見たときだけ街並みが浮かび上がるというものです。

街に流れる静かなBGM、夕暮れ時というシチュエーションも相まって、カメラ越しに見る存在しない景色がなんとも寂しい気分にさせます。

そしてワールド名は「何もない場所」

センスの塊ですね…

SCP-619-JPがモデルだそうですが、こうして現実ではあり得ない超常現象を再現出来るのも VRの強みなのだと思いました。

しばらくワールドを探索していると、なんとワールドの作者が表れてワールドをどう作ったかなどを解説してくれました。

こういったすごい技術やアイデアを持った人が沢山いて、更に実際に会えて話が出来るVRCは本当に凄い場所ですね…!

インストラクターさんからのコメント

早雲さん
てんとさんがどのワールドでも大変楽しんでいる姿は、初めてVRChatを体験した頃の自分を思い出しました。
てんとさんが今後VRChatに慣れていき、初心者を案内する場面があるかと思います。
そこで今回の体験を思い出して案内の助けになれたら嬉しい限りです。
次回お会いできることを楽しみにしています。

VRChat体験6日目

体験の最終日となる6日目、三田村綯夜さん(@kuzusaki)がインストラクターを務めて下さいました。

三田村さんは、VR空間で小説を書かれている方なのですが、アバターを軽くするツールの開発などもしている技術系の方でもあります。

三田村さんには、影を残して自分の姿が消えるワールド、真っ暗な世界にポツンと浮かぶ光の球に触れるとパーティクルがランダムに飛び交い、メロディーを奏でるワールドなど、Unityを駆使して作られた技術系のワールドを案内して頂きました!!

特に印象に残ったのはVRならではの表現を扱った美術展です!

最初に感心したのは、「とある場所に立った時のみ存在しないアバターが見える展示」です。

自分の姿を望むように変えられるのはVRChatの特徴でもあります。

しかし、逆に考えるとVRC上で他人を見分ける基準はアバターの頭上に表示されるネームプレートということになります。

この展示はVRChatのこういった特性を上手く使ったもので、アバターとネームプレートを同時に見せられることで、実際には実在しない人間を存在すると誤認させるものでした。

「他人と自分では全く違うものが見える像」なんてものもありました。

現実世界では自分が見ているものを他人と共有できないことというのは中々ありません。

ましてや目の前にあるものについてならなおさらだったので、とても新鮮な感覚でした。

他にも、目で見えているものを真実だと思い込んでいることを自覚させられる展示が多くあり、「実在とはなにか」を考えさせられる面白いワールドでした。

こうしてVR特有の現象や技術を上手く活用しているワールドを見ると、これから先VRが日常に組み込まれていった際にどれだけ世界が広がるのだろうと期待してしまいますね!

そして最後は前回のVケット会場ともなった「NeoShibuya-Error」に訪れました!

体験最終日に相応しいVRらしい風景が広がる素晴らしいワールドです。

そしてなんと!!最後にはこれまでインストラクターを務めてくださった方々が集まってくれました!! (ナックラーさんは私用により欠席)

全員で会場を見てまわり、スペースにポツンとたたずむお墓自体が配布アバターという面白いブースであったり、近づくと周りの空間がガラリと変わって見えるブース、逆に近づくことで初めてブースが形成されるものなど、面白いブースが盛り沢山で、VR機器を手に入れた暁には開催期間中のVケットにも行ってみたいと思いました。

一通り展示を楽しんだ後は、体験の締めに記念撮影!

企画してくださったアストネスの店長、サポートして頂いたインストラクターの方々には6日間大変お世話になりました!

初のVRChatを全力で楽しめたのもサポートしてくださった方々のおかげです!

本当にありがとうございました!!

【参考リンク】

・VRレンタルはこちら
・VR中古購入はこちら


インストラクターさんからのコメント

三田村綯夜さん
VRの世界で起きる不思議な物事に触れ、てんとさんの常識の更新ができたようであったので大変嬉しく思います。
世界は人それぞれに見ている物が違うので、てんとさんが再び新しい他の世界を目にする日が待ち遠しいですね。

体験企画を終えた体験者からのコメント

今回私が企画で多くのワールドを巡りました。その数なんと30以上、色々な人と話してみて感じたのが、どこも「初心者を歓迎する雰囲気」があったということです。

興味があるところにいったん飛び込んでしまえば、色んな方が分からないことを親切に教えてくれることでしょう。

また、私自身RPをしておらず、特別技術もない人間ですが、VRChatはそういった人でも楽しめるものだと、体験通して確信しました。

とはいえ文章での説明を読むよりも体験してみたほうがその魅力は伝わるでしょう!

記事の冒頭にも書いた通り、「VRレンタル」という方法もありますから、この記事を見て少しでもVRChatをやってみたいなあと思った方は是非利用してみてください。

ちなみに、私が今回体験したVRChat体験企画の第二弾もこれから募集を開始する予定があるとのことなので、興味のある方はアストネス店長のツイッターをチェックしてみてはいかがでしょうか。

アストネス店長からのコメント